ゆっくりな週末~本を『読む』ことと、『持つ』ことについて~
こんばんは。モモです。
今週末は、とってもゆっくり過ごせました。
昨日(土曜日)は、髪のメンテナンスをしに渋谷の美容院へ。
とっても綺麗なアッシュブラウンにしてもらいましたよ~!
ふわふわに巻くと透明感が出て良い感じ♡
色落ちしていく過程も楽しみだなぁ(●^o^●)
いつもありがとうございます(●^o^●)
そして今日は、元ルームメイトのTKTさんがおうちに来てくれました。
たくさん遊んでもらいましたよ~
また来てね~(●^o^●)
今読んでいる本
約2時間のカラーリング中、読んでいたのはこちら。
『恋文の技術』 著:森見登見彦
『鏡』の読書感想文で、有難いことにコメントをいただいたのですが(●^o^●)♪
そこに森見登見彦さんの『四畳半神話大系』の文章が引用されていまして…
高校時代によく読んでいたのでとても懐かしい気持ちになり、「そういえば買ったきり読んでいなかった森見登見彦の本があったなぁ」と思いだしたのです。
『鏡』 著:村上春樹 の感想文はこちら
買ったのは確か大学生の時だったので…かれこれ4年くらい本棚に眠っていたことになります。
買ったまま放置することってほとんどないんですけど…何故読まなかったんだろう。
本好きは、本をたくさん持っている?
本を読んでいたら、担当の美容師さんと読書トークになり
きっとモモちゃんのおうちは本がたくさんあるんだろうね~
と言われました。
でも私の本棚、これだけなんです…
本棚というか、デスクの引き出し(下段)…。
奥に3列に並んでいて、
1列目は江國香織さん(頻繁に読むから)、
2列目は村上春樹さん(次に頻繁に読むから)、
3列目はその他。(三島由紀夫、芥川龍之介などの近現代が多い)
という感じ。
上下段合わせて130冊くらいかな?
読書好きにしては、冊数はかなり少ないかも。
『持つ』ことをやめた理由
高校生・大学生のときは、とにかく本をたくさん買っていました。
好きな作家さんだと特にコレクションしたい気持ちも出てくるので、大きな本棚に並べては買い、読み、買い。
国文学科専攻だったので、授業で使う本も買っていたらいつの間にかものすごい量に。
そして大学を卒業して、就職のために引っ越すとき。
もう、とにかく手に負えない。
詰めても詰めても、減らない本。積み上がる段ボール。重くて自分では持ち上げられない。
しかも引っ越し先はワンルームのマンション。
でかい本棚も持っていけない。
さて困った…
と、いうことで、どうしてもおいて行けない本だけを厳選して、残りは全て置いていくことにしました。(大学時代はおばあちゃんちに住んでいたので)
新居の片づけができたら送ってもらえばいいやと思い、後ろ髪をひかれつつ引っ越しをしたのです。
突然の別れ
しかしいざ就職してみると、新しい環境に慣れるので毎日がいっぱいいっぱい。
読書の習慣もすっかり失われ、あっという間に半年ほどが過ぎました。
日々の生活に少し余裕がでてきた私は、おばあちゃんちに泣く泣く置いてきた本たちの存在を思い出し、すぐに連絡しました。
すると耳を疑う一言が。
あら…あれゴミじゃなかったの…
おばあちゃあああああああああああああああああああああん!!!!!
時すでに遅し。
私の宝物たちはゴミとして、ゴミの日に、ゴミ収拾されていたのです。つらい。
こうなるともう買いなおすのも馬鹿馬鹿しいし、「かたちあるものはいつか滅びるんだなぁ」みたいな感傷も生まれたりして。
しかもその後ルームシェアを始めたら自分のスペースが無くなったので、荷物を増やそうという気にもならず今に至ったのです。
ミニマリストとか持たない暮らしとか、そういうの流行っていますが
図らずも(強制的に?)私も流行りに乗ってしまいました(●^o^●)
でも今となっては、あれで良かったのかもと思います。
ちょっと、いやかなりもったいなかったことは確かですが、大量の本を手放したら身軽になれた気がします。
実際、どうしても読みたいものは買えばいいですしね。
大事なのは「読む」ことであって、「持つ」ことじゃない。
持ち物が多ければ多いほど、幸せどころか窮屈になっちゃう。
本に限らず、何かを所有するということは難しいことですね。
長くなりましたが結局何が言いたいかって、図書館最高! ということです。
それでは、また。
持ってるものが自分を束縛する、とブラッドピットは言ってました!
奇遇な事に、恋文の技術、自分も持ってるのに読んでないのでこれを機会に…
そうそう、そういうことを伝えたかったんですよ~! ブラッドピットと仲良くなれそう。(●^o^●)
森見さんの本面白いですよね。文章のリズムが小気味良くて、読んでいて楽しいです。
「恋文の技術」読んだら、是非感想教えてください~!