マインクラフトマルチサーバー資源ワールドの作成方法
こんにちは。yukiです。
マインクラフトのマルチ界では、一般的になっている資源ワールドですが、自分のサーバにも資源ワールドを作りたいって方向けに作り方を書いていきます。
資源ワールドとは
普通にマインクラフトをプレイしていると建築や道具なんかに使う素材は、その辺で集めることができますよね。
でも、マルチサーバでそれをやるとどうなると思いますか?
先に遊んだ人に素材をとりつくされて、必要な資源が初期スポーン地点から離れたところにしかなく、どんどん遠くにしか素材がなくなってしまって、あとから始めた人が不利になってしまいます。
そんな不満を晴らすために資源ワールドを準備して、定期的に資源ワールドをリセット(初期化)することで、後から始めた人にもマインクラフトを遊ぶために必要な素材をゲットする専用のワールドを準備してあげることができます。
資源ワールドの作り方
では、さっそく資源ワールドを作っていきます。
今回は、プラグインを入れて、ワールドを作成して、コマンドで作成したワールドに行けるようにするところまでを、
Windows10でプラグインサーバ(Spigot1.4)を立ててその中に資源ワールドとして作成する流れを書いていきますよ。
プラグインサーバの立て方は、こちらにまとめているので、ご参考に。
【Windowsでプラグインサーバ】
【ConoHa(CentOS)VPSでプラグインサーバ】
必要なプラグイン
ワールドを複数立てるには、プラグインを入れる必要があります。だから、プラグインサーバの必要があったのです。
Multiverse-Core
色々出来るみたいですが、、、簡単に説明しますと、複数のワールドを管理できるようにするよってプラグインです。
新規ワールドの作成や削除や移動なんかがコマンドで簡単に出来るようになります。
今回は、現在の最新版の2.5.0を入れてみます。
プラグインサーバにプラグインを入れる
さて、ここは、もう説明する必要もないかと思いますが、前述したプラグインサーバの立て方で立てたプラグインサーバにプラグインを入れていきます。
こんな感じで、一度サーバを起動します。
そしたら、こんな感じになりますよ。
プラグインの確認
んじゃ、さっそく作って行きましょう。
まずは、マインクラフトでログインしてプラグインが認識されているか確認します。
確認するためのコマンドは、
/plugins
です。
こんな感じで、Multiverse-Coreと表示されていれば正しく認識されていることが分かります。
権限の設定
作成するためのプレイヤーにOP権限がないとMultiverse-Coreのコマンドを実行できません。
先に、OP権限を与えてあげます。
今回は、サーバのコンソール上で、僕のアカウントにOP権限を与えておきます。
/op Bergan
です。
または、Permission系のプラグインを入れている場合は、ワールドを作成したいプレイヤーに、権限を与えてあげてください。
今回使用する権限はこちら。
multiverse.core.list.worlds
multiverse.core.create
multiverse.teleport.*
よくわかんない!って方も大丈夫です。権限系のプラグインをいれていないならOP権限を付けてあげるだけです。
ワールドの作成
次は、ワールドを作成しましょう。
コマンドは、
/mv create yukimomo NORMAL
です。yukimomoのところは、作成したいワールド名になります。作成したいワールド名を好きにつけてコマンドを実行してみてくださいな。
サーバーの性能にもよりますが、少し時間がかかって、↓の画像のようにComplete!って表示されます。
もし、↓の画像のようなメッセージがでたら、権限がないよ!!ってことなので、手順を戻って権限設定をやってみてくださいね。
ワールドの確認
次は、ちゃんとワールドができたかを確認してみます。
コマンドは、
/mvlist
です。↓の画像のように表示されます。
ちゃんと、ノーマルのワールドがリストに認識されていることが確認できますね。
ワールドへの移動
じゃあ、作ったワールドに行ってみましょう!
コマンドは、
/mvtp yukimomo
です、↓の画像のように一瞬Joining world…って表示されてワープします。
こんな感じです。
戻るときは、
/mvtp world
です。
どっちでもワールド名を指定して飛ぶことが出来るわけです。
このようにして、ワールドを作成して、資源ワールドを作成します。
最後に
資源ワールドは定期的に作り直しをしてあげることで、ワールドの資源がない!!ってなることがなくなりますね。
今回は資源ワールドってことで書きましたが、別に資源ワールドだけの用途でなくてもいいですよね。近未来な建物ワールドとか、ドット絵専用ワールドとか、自分のマルチサーバ内に様々なカテゴリに分けてワールドを作れるのです。
それではまた!
参考
↑Multiverse-Coreの公式サイトです。
↑Minecraft Japan WikiのMultiverse-Coreの解説ページです。
結構詳しく、わかりやすく書いてありました。