モモの読書感想文039~『芋粥』芥川龍之介

平安朝時代。背が低く、鼻が大きいさえない男がいた。男の夢は芋粥を飽きるほど食べること。
ある日その願いを耳にした藤原利仁の豪邸に招かれその夢がかなうことになったが、いざ大量の芋粥を前にした男はみるみる食欲をなくし、ここに来る前の自分に戻りたいと力なく思うのだった。・・・
なぜ男は食欲を失ったのか?